三郷早稲田第11団地自主防災会

■三郷早稲田第11団地自主防災会
会 長:
田中 賢二
設 立:
平成7(1995)年3月9日
世帯数:
141世帯
■目標:スローガン「共に助け合って防災」の実践
紹介・活動状況 活動の様子
紹介:
 早稲田第11団地では管理組合の理事会が自主防災を組織しています。理事会役員は二年毎の交代となりますが、自主防災担当理事を経験した組合員で月1回の事務局会を開催し理事会をサポートしています。
 そのため、防災への意識が組合員に幅広く共有されていることが特徴です。

活動状況:
 毎年一回の防災訓練は当団地単独開催時に「まつの木公園」で実施、一年おきの合同訓練は第9団地、第10団地と共に前間小学校で行っています。2020年は「コロナ禍」により訓練は中止となりましたが、近年増加傾向にある水害に対する情報と課題の認識、住民の高齢化を含む災害時の様々な課題に対し広報活動を進め、安心して生活できるコミュニティーの維持に努めています。
 近年の具体的な対応としては、①2019年に管理組合事務所にAEDを設置、②災害発生時の住民対応として在宅避難を前提としたタイムラインの作成を推奨、③資機材の管理更新では既存のガソリン発電機の老朽化に備え、家庭用ガスボンベが使える発電機の購入計画等を進めています。
 また、要配慮者支援については個人情報管理を含め慎重に対応しています。

今後の課題:
 感染症対策を直近の課題として「3密を作らない」という制限の中、災害時の避難行動・被災者の救援救護・普段の訓練等に対しどのような対応が可能なのか摸索しています。今まで経験したことのない災害に対しても決して諦めず、全ての住民が助け合い知恵を出しあう必要があります。
 これからも、「自助・共助」を各々が自主防災組織の中だけで考えることなく、困難に立ち向かう同じ仲間として連絡協議会の皆さん等と共に考え力を併せていきたいと思います。