「みさと第二住宅・第四住宅合同図上訓練」

「みさと第二住宅・第四住宅合同図上訓練」

浜野 肇

平素の自主防災活動を進めていくうえで近隣自主防災会との連携はとても大事です。「みさと第二住宅」と「みさと第四住宅」は、団地内鉄筋住宅で指定の避難場所が同じです。つながりを深めるに当たって、いざ事あった時、避難所での運営をできるだけスムーズに進めるには…というのが、双方の課題のひとつです。その課題に向けて一歩進めるに当たり、第一回目として双方の防災担当者が寄って「発災から避難所へ移動の必要が出るまで」を想定して、安全推進課の指導をいただきながら、「図上訓練」をやってみました。
以下に実施した時の概略を記します。

◆想定:・7月7日(土)18:00
・地震 震度…6強
 ・晴 南風 1m/h
 ・それぞれの自主防災会が決めている一次避難場所に集結すること。
・集結場所でとるべき行動、できること。

◆準備:
・「避難所」「双方の住宅」を含む地域一帯の拡大地図にビニルシートを重ねて、シールを貼ったり記入したりできるようにしたもの。
・文具各種(筆記用ペン シール等)
・各会 6~10人のグループ 3グループ

◆進め方:
・進行管理者(安全推進課)から出された質問・課題に沿って、グループで検討・確認・回答を出していく。
その時の主な質問・課題を以下に記します。
φ印…特に記述しておきたかった事項

Q1 情報収集体制は?。
Q2 被災者になった(家具の下敷きで身動き身動きできない)どうするか?
Q3 救出を求めるための手立て・道具は?
φ 救急車出動直ちにとはいかないだろう。近隣の救助が必要…平素からのつながり。
Q4 自主防災会としての確認の手立ては?
Q5 救出のための方法は?(搬送の手立ては?道具?置き場?その際の障害は?)
Q6 出火の防止策は?
φ 通電時発火…ブレーカーを落とすこと。
Q7 万一出火した時の対策は?
Q8 液状化現象が予測される場所は?
φ 建物が傾く…住戸内に居られなくなる。(経験者の話から)
Q9 災害時の拠点になり得る所は?
φ 学校/病院/その他の公共施設等他の場所も考えておく。
Q10 避難場所までへの安全な避難路は?
φ 状況に即応しての判断しかないか。そのために平時を周知しておくこと大事。
Q11 重傷者の救出?搬送先?搬送ルート?
Q12 初期手当ての手立て?
φ 安静場所の確保、住民に看護師、近隣の医療機関・薬局等の所在地
Q13 余震あり。住戸内では過ごせない。一時的に過ごす場所は?手立ては?
φ 駐輪場 自動車 管理事務所 安全な広場にテント 仮設トイレ等平素から検討。
Q14 一時的避難所で必要な物資・物品は?
φ >市としての準備状況の情報が更に欲しい。
Q15 自家用車避難者への対応は?
Q16 防犯対策は?
訓練の様子・写真