戸ヶ崎8丁目下町会自主防災会


<組織の名称>

戸ヶ崎8丁目下町会自主防災会

<組織の概要>
・会  長   河 部 耕 喜 (かわべ こうき)
・設立年月日  昭和63年 9月27日
・地域の世帯数 260世帯

<活動の内容>
戸ヶ崎8丁目下町会では町会組織を自主防災会として活動しています。
毎年町会の活動の中で事業計画に防災訓練を取入れ、年中行事として実施しています。
昨年までは、中川周辺に空地がありましたので借用して実施してきましたが、宅地化に伴い、今年は全国モーターボート競走会連合会技術研究所のご好意により借用させていただき、実施することができました。
今までの訓練は三郷市防災課及び三郷市消防本部南分署のご指導により実施していましたが、本年度は町会独自の訓練を実施しました。
理由は大規模災害が発生した時には消防署等の防災機関が活動できるまでの間は自分たちの家族はもちろん、自分たちの街、隣人たちを守るを目的に自分たちだけで実施しては、との声があったためです。
訓練では過去に指導されたことを思い浮かべて行いました。
本年度は2回目の訓練として8月29日雨天の中、実施された三郷市総合防災訓練にも参加し、私たちの町会は積極的な活動をしていると自負しています。
通常の訓練内容としては「避難誘導訓練」「初期消火訓練」及び「給水給食訓練「救護訓練」等を行っています。
参加者も毎回増えて自主防災訓練が町会員のコミュニケーションの場にもなっています。
この横のつながりが今後の自主防災には欠かせないことを深く認識して今後も訓練を継続して行く予定です。
しかしながら訓練参加者に若者が少ないことが気になりますが、今回の総合防災訓練に参加して消防団団員の勇姿を見ることができいつの日か自主防災会の指導者になっていただくことを願わずにはいられませんでした。
また、災害弱者についても懸案として存在しています。
老人については、毎年敬老の日には町会独自の行事として、役員と実行委員がお祝い品とお祝い金を該当する家庭に届けており、これを老人在宅の唯一の情報源としていますが、プライバシーの問題もあり一町会としては難題であり、行政の指導が必要と痛感しています。
これからも町会活動の一環として防災訓練を積み重ねることにより、万が一大規模災害が発生した時には防災訓練で習得したものが一つでも生かされればと願い、町会全員が一丸となって取り組んで行く所存です。

活動の様子・写真
三角巾を使用した応急手当。悪戦苦闘でした

消火器訓練は本物の粉末を噴射したため皆さん真剣です

防災パンフレット配布中
給食の配給準備
訓練後、空腹で給食に行列ができました
訓練終了後、給食を食べながらの反省会